「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?噛みません。躾のできた良い子です。」

こんな衝撃的なセリフから始まる映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』。2016年に公開されたこの映画は、有川浩の同名小説を実写化した作品です。監督は三木康一郎、主演は岩田剛典と高畑充希が務めました。
平凡なOLのさやか(高畑充希)が、ある夜、公園で倒れていた青年・樹(岩田剛典)を家に連れ帰ることから物語は始まります。植物に詳しい樹は、料理上手で優しく、さやかの生活に彩りを与えていきます。二人は次第に惹かれ合っていきますが、樹には秘密がありました。
映画の評価
この映画の魅力は、なんといっても樹の優しさと、二人の間に流れる温かい空気感です。樹がさやかに振る舞う手料理はどれも美味しそうで、見ているだけでお腹が空いてしまいます。また、二人が植物を探しに出かけるシーンは、美しい自然の風景と二人の仲睦まじい姿が重なり、癒し効果抜群です。
岩田剛典の優しい笑顔と、高畑充希の可愛らしい笑顔が最高にマッチしていて、見ているこちらも幸せな気持ちになれます。特に、樹がさやかにプロポーズするシーンは、ロマンチックで感動的です。
映画の感想
樹のさりげない優しさに、何度も胸がキュンとしました。私も樹みたいな人に拾われたい!と思わずにはいられませんでした(笑)。樹とさやかの関係は、まさに理想のカップル像です。こんな風に、優しくて一緒にいるとホッとできる人と出会いたいなぁ、なんて思っちゃいました。
この映画は、疲れた心を癒したい時や、恋愛っていいなと思いたい時にぴったりです。見終わった後は、きっと優しい気持ちになれるはず。
映画の背景
原作者の有川浩は、植物に関する知識が豊富で、本作にも数多くの植物が登場します。映画では、それらの植物が二人の関係を深める重要なアイテムとして使われています。
また、監督の三木康一郎は、インタビューで「この映画は、観客が優しい気持ちになれるような作品にしたかった」と語っています。その言葉通り、映画全体が優しさに溢れていて、観客を温かい気持ちにさせてくれます。
映画の評価(批評)
この映画は、少女漫画のような甘いラブストーリーが好きな人にはたまらない作品ですが、現実離れした設定や展開に、少し物足りなさを感じる人もいるかもしれません。また、樹の過去に関する秘密が、もう少し丁寧に描かれていれば、より深みのある作品になったのではないかと思います。
まとめ
『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』は、癒しと感動を与えてくれる、素敵なラブストーリーです。疲れた心を癒したい時や、恋愛っていいなと思いたい時に、ぜひ観てみてください。
総合評価:⭐️⭐️⭐️⭐️
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