電車で巡る伊勢神宮の旅|外宮から内宮へ、心が整う一日

ひとり旅旅

電車で巡る伊勢神宮の旅|外宮から内宮へ、心が整う一日

朝の冷たい空気を吸い込みながら、三河三谷駅から小さな旅が始まりました。

行き先は、ずっと行きたかった「伊勢神宮」。

心の中で静かに「今日はいい一日になりそうだ」とつぶやきながら、いつもの日常を少し抜け出すような気分で出発しました。

外宮から始まる伊勢参り|電車旅の楽しみ

まずはJRで名古屋まで。そこから近鉄特急「伊勢志摩ライナー」に乗り換えて、伊勢市駅へ向かいます。

名古屋から約1時間20分、車窓から見える景色を眺めながら過ごす時間がなんとも心地よい。電車の揺れとともに、少しずつ日常のスイッチが旅モードに切り替わっていくのを感じました。

伊勢市駅に到着したら、まずは外宮(げくう)へ。

外宮は衣食住を司る「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」が祀られており、静寂の中に清らかな空気が流れています。参道を歩くたび、足元から心が整っていくような感覚になります。

内宮への移動と参拝|御朱印帳との出会い

外宮をゆっくり歩いたあとは、三重交通バスで内宮(ないくう)へ。

こんなバス初めて乗りました。

伊勢市駅前10番乗り場から約15分、運賃は520円です。

バスを降り内宮へと向かいます。

すると、目の前に広がる宇治橋と五十鈴川の流れ。穏やかな風が頬をなで、思わず深呼吸したくなる場所でした。

内宮の境内は、平日にもかかわらず多くの参拝者でにぎわっていました。

参拝では日頃の感謝の気持ちを伝えてきました。

この日はなぜか「御朱印帳を買ってみよう」という気持ちに。人生で初めての朱印帳を手に取り、内宮で御朱印をいただきました。

「お志はお気持ちで」と言われ、お釣りのないお布施方式。硬貨がなくお札で渡すと、少し照れくさい気持ちに。でも、その素朴なやりとりが、なぜか温かく心に残りました。

おかげ横丁をぶらり|賑わいと静けさの間で

参拝を終えたあとは、おかげ横丁へ。
手こね寿司や伊勢うどんが人気ですが、あいにくどちらも得意ではないので見学のみ。それでも平日とは思えない人の多さに驚かされます。

土日になると、この通りがさらに混雑するのだとか。人波を避けつつ、伊勢ならではの雰囲気をのんびり味わいました。

再び外宮へ|もう一つの御朱印と小さなご褒美

内宮から再びバスで外宮へ戻り(520円)、せっかくなので外宮でも御朱印をいただくことに。こちらでもお札での納め。
御朱印帳に二つの朱印が並ぶと、なんとも満たされた気持ちになります。

ネットでは色々言われているようですが、シンプルで伊勢神宮らしいと私は思います。

これが私の初めての御朱印です。これから色々行って集めてみたいですね。

お腹がすいたので、伊勢市駅近くの「和食さと」へ。厚切りみそかつ定食と、食後のコーヒーが本当においしかった。

結構歩いたので疲れを取るには最高のランチになりました。
旅先で味わう一杯のコーヒーほど、心をほっとさせるものはありませんね。

帰路は憧れの「しまかぜ」で|旅の締めくくり

帰りは、以前から一度乗ってみたかった近鉄特急「しまかぜ」。

電動リクライニングシートにオットマン、そしておしぼりと記念乗車証のサービス付き。

まるで小さなサロンのような空間で、1時間20分の旅があっという間に過ぎていきました。
もっと乗っていたいと思えるほどの快適さ。これこそ、大人のご褒美旅です。

まとめ|伊勢神宮で感じた“日々の小さな幸せ”

今回の伊勢神宮参拝は、特別な出来事があったわけではありません。

でも、静かな時間の中で心が整い、御朱印帳を開くたびに「あの空気」「あの音」を思い出せるような旅でした。

豪華な「しまかぜ」で締めくくる電車旅も含めて、日常の中に小さな幸せを見つけるきっかけになった気がします。

また季節を変えて、伊勢の風を感じに行きたい。そう思える一日でした。

#伊勢神宮,#外宮,#内宮,#朱印帳,#ひとり旅

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