キャンプやアウトドアでのリラックスタイムに欠かせないアイテムといえば「ローチェア」。今回は、人気ブランド「アルペンアウトドアーズ」の撥水ローチェア3種類を、身長177cm・体重77kgの筆者が実際に店舗で試座し、それぞれの特徴や座り心地を徹底的に比較してみました。
まずは3種類の特徴をチェック
- ローチェアM:座面高28cm、座面幅47cm。コンパクトで持ち運びやすく、焚き火スタイルに最適。
- ローチェアL:座面高32cm、座面幅53cm。広々とした座面で、長時間でも快適に過ごせる万能型。
- ローチェア リクライニング:Lサイズと同じ座面に3段階リクライニング機能を搭載。よりリラックスした姿勢が可能。
ローチェアM:低め設計で焚き火スタイル向け
ローチェアMは非常に軽量で持ち運びやすく、ロースタイルキャンプに最適なモデルです。座ってみると、座面のコンパクトさに不安がありましたが、意外としっかり体を受け止めてくれました。ただ、座面高28cmはやや低く、立ち座りが少し不便。長身の方には低すぎると感じるかもしれません。
ローチェアL:開放感と快適性のバランスが抜群
次に座ったローチェアLは、まさに“ベストフィット”。座面幅53cmのゆとりと、座面高32cmの絶妙な高さが体格にぴったり合いました。特に膝の角度が自然で、長時間座っても疲れにくいのが印象的。安定感と快適さのバランスが取れた万能チェアです。
ローチェア リクライニング:頭まで届かない背もたれに注意
最後に試座したリクライニングモデル。3段階調整が可能で、体を預けてリラックスできるのが魅力…のはずでしたが、背もたれが頭まで届かず、完全にリラックスできないという欠点が。首元までのサポートでは、星空鑑賞や仮眠には不十分でした。
結論:私にとっての最適解は「ローチェアL」
3つの中で最も快適に感じたのは「ローチェアL」。座面高・座面幅ともに体格に合い、長時間の使用でも疲れにくいのが決め手でした。リクライニングタイプは魅力的ですが、頭まで支えてくれない点が惜しいところです。

購入前にはぜひ試座を!
チェア選びは、カタログスペックだけでは分からない体感的な違いが大きいです。特に座面高や幅は、体格との相性が重要なので、可能であれば実店舗で試してみるのがおすすめです。あなたにぴったりのチェアで、快適なアウトドアライフを楽しみましょう!
この記事がチェア選びの参考になれば幸いです。気になる点やご質問があれば、お気軽にコメントしてください!
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