愛知県民の森で、完全おこもりのソロバンガロー泊

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冬の静けさと、想定外のこたつ


冬のキャンプは、少しだけ覚悟がいる。
寒さ、静けさ、そして「ひとり」という時間。

今回は愛知県民の森で、ソロのバンガロー泊をしてきた。

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結論から言うと、想像以上に快適で、少し贅沢な時間だった。

冬は、バンガロー利用料が安くなる


愛知県民の森は、12月から利用料が下がる。

今回は電源入れて3,100円だった。

これはオートサイトも同じだ。

だから今回はバンガローにした。

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この価格は、冬キャンプをする人にとっては、地味にうれしいポイントだ。

ただし注意点がひとつ。
バンガローまでは車で乗り入れできない。

入口から荷物を運ぶ必要があり、無料のリアカーが用意されている。

今回はソロで荷物も最小限だったので使わなかったが、
正直、あの坂をリアカーで上るのはかなりの根性が必要そうだ。
リアカー自体もそれなりに重い。

荷物はできるだけ軽く。
冬でも、この点は大事だと感じた。

バンガロー内部は、8畳。想定外の「こたつ」


バンガローの中は、畳6畳+土間2畳の8畳。
広すぎず、狭すぎず、ひとりにはちょうどいい。いや、広すぎた。

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電球はひとつだけなので、少し暗め。
でも、きれいに掃除されていて、全体的な印象はとても良かった。

そして、ここで完全に想定外の出来事が起きる。

なんと、こたつが置いてあった。

事前情報では、どこにもそんなことは書かれていない。
掛け布団のみだがありがたい。
それとクッションがひとつ。
それだけなのに、この存在感。

正直、見た瞬間テンションが一気に上がった。

ただし注意点もある。
電源は専用コンセントで、こたつを使うと空きは無し。
スマホ充電や照明などを考えると、
口数の多い延長コードは必須です。

夜の冷え込みと、セラミックヒーター


こたつがあるとはいえ、夜はやはり冷える。
そこで持ってきた小型のセラミックヒーターが大活躍。

結果的に、寝袋は使わなかった。
こたつに入ったまま、そのまま眠ってしまった。

気づけば、
「キャンプ場が我が家になった」
そんな感覚だった。

火気厳禁。だからこそ、完全おこもり


バンガロー内は火気厳禁。
調理はできないので、今回はお寿司を買ってきた。

外には常設のイスとテーブル、炉がある。

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焚き火もできる環境だが、この日は雨。
焚き火は断念した。

結果的に、完全なおこもりバンガロー。

誰にも会わず、音もなく、
今日は他のお客さんもいないらしい。

静かすぎて、
少しだけ怖いと感じるほどの静けさだった。

トイレ問題と、急坂


バンガローの脇にトイレはあるが、冬場は使用不可。
使う場合は資料館まで行く必要がある。

これが、なかなかの急坂。
夜中に行くことを考えると、少し覚悟がいる。

冬の利用では、この点は事前に知っておいたほうがいい。

朝も、家と変わらない時間


朝は持ってきたパンとコーヒー。
こたつに入りながら過ごす朝は、
キャンプに来ているのか、家にいるのか、
錯覚するほど同じ過ごし方だった。

チェックアウトは12時まで可能。
でも、この日は温泉に行きたくて、9時にチェックアウト。

名残惜しさはあったが、
それもまた、いい余韻だった。

ひとり静かに泊まる、冬の贅沢


派手なことは何もしていない。
焚き火もしていない。
料理もしていない。

それでも、
ひとり静かに、こたつで過ごすバンガロー泊は、
思っていた以上に満たされる時間だった。

冬だからこそ味わえる、
ちょっと予期せぬ贅沢なバンガローキャンプ。

また、静けさが恋しくなったら、
ここに戻ってきたいと思う。

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