LCOPEN Cero(セロ)を購入しました。憧れだったオープンカーです。それも軽自動車で唯一の電動ハードトップを装備しています。コペンセロの魅力を私なりにお伝えします。
目次
免許を取って、初めて乗った車は中古のホンダ・シティでした。その当時のホンダ・シティには、普通の型のRタイプの他に、インタークーラーターボ付きの「ターボII」通称ブルドッグとオープン仕様のカブリオレがありました。
当時はまだ学生でお金も無かったためRタイプを購入して乗っていました。このときはホンダが好きでしたね。その後もホンダ・インテグラに乗りましたから。実はこのときからカブリオレに興味はありました。インテグラを買うときもマツダのロードスターと迷ったぐらいです。
でも、結局、オープンカーを買うことはありませんでした。そして、数年が経ち初代コペンが登場したわけです。そして購入を考えたのですが、子供もまだ小さくて当然奥さんの反対もありコペンをあきらめ1BOXを購入しました。
初代コペンの生産が中止になり、新車で購入できるオープンカーといえばロードスターだけになりました。ところがコペンが復活したのです。それもホンダS660と言うライバルまで現われました。
私は、モーターショーに足を運んで、コペンとS660を見ることにしました。この時点では完全にS660の購入に傾いていました。ロードスターもかっこよかったんですが、普通車のオープンカーだと経済的理由ともうひとつは、奥さんのロードスターのスタイルが気に入らない事により却下となりました。
後はコペンかS660です。2つの車が発売され、実車を奥さんと見に行きました。奥さんの許可が下りたのはコペンでした。でもすぐに購入したわけではありません。現状乗っている車が車検を通したばかりなので2年後に購入することになりました。
そうです。奥さんの思惑は2年も経てば新しい車も発売されるのでオープンカーを買うことをあきらめるかも知れないと思ったからだそうです。(後から聞いた話です)
ところが、思いもよらない出来事がおきました。子供が通勤で車が必要になったからです。今まで電車で通っていたのですが、勤務地が変わり、電車では通えなくなってしまいました。子供に中古を買うことも考えましたが、この際、今自分が乗っている車を息子に渡して、自分が新車を買えば良いのではないかと提案しました。
どの道、今乗っている車も10年以上経った車なので息子が2年乗ってから好きな車を買えば良いし、私もどの道新車を買う予定でしたからね。
早急に車が必要になり、これ幸いとすぐにダイハツに行ってコペンの試乗をして購入にいたったわけです。でも、すぐにでも車がほしかったのですが、コペンは注文してから3ヶ月はかかると言われえしまいました。でもその3ヶ月はダイハツさんが代車を出してくれると言うのでこれには大助かりでした。
予期せぬ出来事で、念願のオープンカーを手に入れることが出来て本当に幸運でした。これからもコペンライフを楽しみたいと思います。
私が購入した車がこちらです。
モデル :コペンセロ
ミッション :CVT
ボディーカラー:パールホワイトⅢ
内装飾 :レッドインテリアパック
●サイズ
コペンセロのサイズは、全長×全幅×全高:3395×1475×1280mm です。最近人気のN-BOXやタントととても同じサイズ(全長×全幅)とは思えないぐらいコンパクトです。
前後輪サイズ:165/50R16 75V です。軽で16インチは見た目が良くなりますね。但し、タイヤの扁平率が50なので乗り心地に多少の影響があります。性能は申し分ありません。
標準装備のアルミホイールのデザインはあまり好きではないので次回タイヤ交換時にアルミを変更したいと思います。本当はすぐに変えたいのですが奥さんが許してくれません
●ボディカラー
私が選んだコペンセロのボディカラーはパールホワイトⅢです。その他の候補としてセロ専用色のブリティッシュグリーンマイカもありましたが、奥さんが地味すぎと言うことでパールホワイトⅢになりました。内装のレッドインテリアパックに一番合う色だと思っています。ただ有償色になってしまいました。
●フロント
やはりコペンと言えば丸目なのでしょうが、初代とはまったくイメージが違いますね。ボンネットのラウンド形状も樹脂ならではの形状で結構好きです。
●サイド
丸みがあるコペンセロに対してサイドのラインはどうかと思いますが、最近は見慣れたせいかこの直線的ラインもありだと思いました。ルーフクローズ状態よりルーフオープンスタイルのほうがやっぱりかっこいいですね。オープンで走っている姿が自分で見ることが出来ないのが残念です。逆に自分が乗っているところを自分で見たらなんて似合わない人が乗っているんだろうと思うかもしれませんね。
●リア
ボディ 一体のリヤスポイラーも良いですが、やはりセロの丸いLEDリヤコンビランプいいです。正直一番好きな部分ですね。
ダイハツのリアエンブレムをマジカルカーボンNEOリアエンブレムを貼って赤にしました。さらに好きになりました。
ボディ 一体のリヤスポイラー
●ライト
コペンセロの特徴のひとつに、1つの光源でハイ/ロービームの切り替えが可能なBi-Angle LEDヘッドランプを軽で初めて採用したことが上げられます。このおかげでローブより本体価格が高くなってしまったんですけどね。夜間はほんとに明るいです。今まで乗っていた車のライトの比ではありません。
ポジションライトの三日月?も面白いですね。私は、オプションのフォグランプもつけてもらいました。
LEDリヤコンビランプは、LEDを放射状に配し、万華鏡のような美しいきらめきを実現したスパークルリフレクションです。デザインが変わっていて面白いですね。自分では見ることが出来ませんけどね。
●内装飾
インパネガーニッシュを運転席まで伸ばし、太い骨格を左右一直線に通したような印象になりました。私はローブのインパネよりセロのほうが好きです。そしてインパネはブラック、シートはレッドを基調とし、スポーティさを高めた専用インテリアのレッドインテリアパックをオプションで選びました。標準の茶色のインパネとベージュのシートも良かったんですが、ボディを白にしたのでシートはやはり赤が似合うかな?と思ってレッドインテリアにしました。この選択は正解でしたね。すごく気に入っています。
シートには座面と背面を温め、寒冷時のオープン走行を快適にするシートヒーターが標準装備されています。センターコンソールにあるスイッチを押せば数分でお尻がぽかぽか?と言うよりすぐに暑くなってきて切ってしまいますけどね。思っていたより強力です。冬のオープンでもお尻は快適です。
適度にホールドもあります。ただ長時間座っているとお尻が痛くなってきます。身長177センチ、体重78キロの私ではちょっと狭いのかも知れませんね。でも逆にタイトで運転自体は非常に楽です。3時間程度ならまったく休憩なしでも楽しく運転できます。奥さんは逆にヒップポイントが低すぎて前が見づらいと言っていました。シートリフターが無いので調整できません。乗るときはブランケットをお尻の下に置いて高さ調整しています。
●ハンドル
ハンドルは本皮です。私にはちょっと細いですね。でもハンドルカバーを付けると逆に太くなりすぎるので何もしない方向でいます。ナビと連動しているステアリングスイッチは、初めてですが非常に便利です。
●インパネ
純正ナビ・オーディオ装着用アップグレードパックをつけています。ナビは自分の位置がわかれば良いので純正の一番グレードの低いものにしました。ただ見た目がスマートではないですね。もう少し改良してほしい部分です。
純正品のチェック柄が好きではなかったので「バイオピュアコイルマット」にしました。このマットはロードノイズを低減してくれます。色は赤だと派手になってしまうので黒にしました。足元は落ち着いた感じになりました。
*フロアマットのレビューはこちら
●メーター
自発光式3眼メーターで確認頻度の高い速度計を中央に大きく配した機能的な3眼メーターです。ほんとに見やすいです。また、エンジン始動時に指針がスイングし、走りへの期待を高めるオープニング機能もいい感じです。
●グローブボックス(キーロック付)
ボンネットオープナー内蔵。容量は標準サイズだと思います。私は、車検証などは別の場所に移動させています。小物入れにしています。ナビのUSBコードに音楽をいれたUSBをこの中で接続させています。
●ドアポケット
(メッシュタイプ)
●センターコンソールボックス&カップホルダー
コンソールボックスの中にトランクオープナーとフューエルリッドオープナーがあります。ふたにはちけっどホルダーがついています。
ETCはまだつけていませんが、もしつけたら本体はこの中に入れたいと思います。
●バックパネルポケット(メッシュタイプ)
今はフクピカが入っています。
ルーフロックを解除し、開閉スイッチを引き上げ続けるだけで、約20秒でルーフがオープンします。■安全上、スイッチ操作をし続けないと開閉操作が止まる仕組みとなっています。
1.左右のルーフロックを解除します。
2.センターコンソールにある開閉スイッチを引き上げ続けます。
クローズはその逆ですね。
●ルーフオープン
●ルーフクローズ
●エンジン
排気量:658cc
水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ横置
最高出力:47[64]/6400(kW[PS]/rpm)
最大トルク:92[9.4]/3200(N・m[kgf・m]/rpm)
●アクセル
アクセルの感覚は今までとちょっと違いますね。アクセルを踏み込んでいかなと動かないイメージです。アクセルを踏み込むとスムーズに加速していきます。街中は3000回転以下でエコドライブ中心です。
アクセルを踏めば3500回転を越えたあたりから力強く加速する感じです。すぐに法定速度に達してしまいます。CVTの場合、ミッションモードを使うと6000回転なんか簡単に回ってしまうので逆に注意が必要ですね。
なかなかうまく表現できなくてすいません。
●ブレーキ
ブレーキは、効かないのではなく、奥の方で効く感じです。最初は戸惑いました。ブレーキを踏んでも機器が良くないのかと思いました。そしてブレーキを踏み込んでいくとブレーキが効いてくる感じです。決して、ブレーキが効かないわけではないですね。ブレーキのダイレクト間が無い感じです。
●ハンドル操作
ハンドル自体は私には細いですね。ハンドルを切れば切った分だけ曲がってくれます。でもハンドルのきりはじめは車の変化は少ないと思います。
●乗り心地
乗り心地ははっきりって硬いです。小さなでこぼこもがんがん響いてくる感じです。もう少しマイルドがいいのですが、最近は慣れてきました。カーブなどは逆にこの硬さがいいのかもしれませんね。助手席での奥さんの一言は「長時間はキツイ!ゆっくり眠れない!」と言っていました。乗り心地とは関係ないですが、コーナーを曲がっているときに踏ん張るための持つところが無いので困るとも言っていました。
●前方視界
前方視界はあまり良いとはいえません。Aピラーの死角も気になります。そして、中央のナビとバックミラーが上下にあるため中央部分の視界は狭くなっています。アイポイントも低いのでその影響もあるかもしれません。慣れるまでいつも以上に周囲に気をつけて運転するようにします。
●後方視界
後方視界は思ったより見えます。ただ、まだバックの感覚が無いので気をつけながら運転しています。サイドミラーでの広範囲の確認は無理です。自分の目で確認するようにしています。
オープンでバックすると結構楽なんですけどね。
とにかく乗っていて非常に楽しい車です。不便なところもたくさんありますが、軽自動車で電動オープンです。維持費も安いし、気軽にオープンライフが楽しめる最高の軽自動車ではないでしょうか?いろいろなカスタムに挑戦することも出来ます。当然ノーマルのままでも十分楽しめます。最近の軽自動車はパワーを十分あるので、普段使いに何にも問題ありません。一度はオープンカーに乗ってみたいと思っていた夢をかなえてくれました。これからもコペンライフを楽しみたいと思います。
オープンカーに興味があれば、是非一度試乗してみてください。楽しいですよ。
【注意】
今回の記事はあくまで私個人の感想です。人それぞれいろいろな考え方があります。その中のひとつの意見だと思って参考程度に読んでもらえればうれしいいです。
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