コペンの購入を考えたときに乗れるのかどうかが頭をよぎりました。初代のコペンが出たときに運転席に座ったことがあったんですが、非常に狭くて、あきらめた経緯がありました。そのときは体重が90キロあったかもしれませんが。
その後、新型のコペンが出たときに乗れるのか不安でしたが、いざ、試乗となったときに思いのほかしっくり座れたのです。確かに狭さは以前乗ったときのように狭いです。身動きなんかとれません。
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では、実際にシートポジションを設定してみました。
まずは、背もたれを立ててシートを一番後ろにあわせます。お尻を一番奥にして座って見ます。そうすると足の短い私では、アクセルとブレーキを踏み込んだときに指先で操作することになるのでこれでは運転できません。
座面を一つ前にずらします。背もたれをひとつ倒します。これだと頭が天井に少しかする感じですね。体を丸めれば問題ありません。ペダルの何とか踏める感じです。お尻を前にずらせばしっかりとペダルは踏めるようになります。
座面をもう二つ前にずらします。背もたれを倒します。これが私には一番ぴったり来ます。
ハンドルもしっかりもてますし、頭上も余裕があります。ペダルもしっかりと踏めます。
但し、足を投げ出すことはできません。常にひざが曲がった状態でのポジションになります。
S660より、アイポイントは高くなります。コペンと比べるとS660はもう少し寝たような感じになったと思います。足も投げ出すような感じの先にペダルがあります。乗り降りはコペンのほうが断然しやすいですね。
まとめ
身長178センチ・体重80キロでも乗れます。但し、足は伸ばせません。車内での自由度は制限されます。ルーフが閉じている場合、座高が高いと天井に頭が触れるときがあります。
もし、購入を考えているなら、間違いなく試乗することをおすすめします。実際に座って、運転してみないとコペンのよさはわかりません。それも一度ではなく、何度でも試乗して、コペンを実感してみてください。そして乗るたびにシートポジションを替えてみてください。なかなか最初は、自分のポジションが見つけにくいです。特に、ワンボックスを乗っていた方はその狭さに驚くかもしれませんね。